マミークラス(0歳から3歳)から一般までの徳島市にある英語専門教室です。
スクビーイングリッシュ

第2回『子どもたちのアメリカ現地校生活がスタート!』

小学生が通学に使うスクールバス。バックパックを背負って子どもたちが乗り込んでいる。

三人兄妹(10歳長男、6歳長女、3歳次女)を連れ、アメリカは東海岸に渡ったスクビーファミリー。

長男くんと長女ちゃんは渡米後すぐ現地の小学校に行き始めたんですよね?

渡米当初の日本での学年は長男が小学3年生、長女が年長でしたが、アメリカ現地校では長男4th、長女Kindergartenに入りました。長男のことをゆうこ先生が心配されていたのもそのはず。日本の幼稚園のような雰囲気で、アルファベットや単語を楽しく学習しているKinderとは違い、4thともなれば、しっかり勉強をしています。

学校に行き始めて間もない頃、担任の先生に『長男がいつも疲れているようだが何時に寝ているのか』と聞かれたことがありましたが、睡眠は十分取れているはずなので、よほど内容が分からず、退屈で眠かったのでは…と感じたこともありました。

Kinderの長女ちゃんのアルファベットの反復練習をしたり、絵を描いたり、色を塗ったりするワークシート。

一方、4thである長男くんの算数のワークシートは、割り算や図形などを英語で学んでいる様子が伺える。

日本の小学校との大きな違いは、やはりスクールバスでの通学でしょうか。
そのうえ教科書がないので、重い荷物を背負う必要もありません。

また、Crazy hat dayやPajama dayというテーマに沿った衣服などを身につけて登校する日があったり、時にはポップコーンを食べながら映画鑑賞をする時間もあるようで、楽しく過ごせる仕組みが多くあると感じます。

昼食は持参しても給食でもOKですが、長男は給食にしています。毎日3つのメニューから選べるようですが、やはり給食は日本の方がメニュー豊富でおいしいようです。

ある月の給食メニュー表。マカロニチーズやシーザーサラダなどのメニューが載っている。
VEはヴィ―ガン、Vはベジタリアンを意味するそう。多国籍なバックグラウンドをもつ子どもたちが通う学校ならでは。

一般的なベジタリアンが肉や魚を食べないのに加え、ヴィーガンは卵・乳製品・はちみつも口にしないそうですよ。12日に記載されているChick’nは鶏肉の代用食品だそうですよ!

食べてみたいですね!

他に驚いたことや困ったことはありましたか?

驚いたことといえば、学校のデジタル化です。学校からノートパソコンが支給されていて、授業や課題などで毎日使用します。

コロナの影響で、半日登校、半日オンライン授業になってしまった時も、これを使ってズームで授業が行われました。

また、学校からのお知らせはメール。成績表配付や書類提出、遅刻・欠席の連絡などは、専用サイトを通じて行っています。

困ったことはやはり言葉の壁だと思いますが、幸い同じクラスに日本人のお友達がいてサポートしてくれています。また、Google翻訳を駆使して先生やお友達とコミュニケーションをとることもあるようです。

子どもたちは毎日学校のノートパソコンを使うんですね!

連絡用の専用サイトまであるんですね。確かに日本の学校は紙のお便りが多いですよね(苦笑)

日本との学校制度の違いはどうですか?

9月が学期始めであることはよく知られていると思いますが、Kindergarten(日本で言う年長)から5thまでが小学校へ通います。学校にいる時間は日本同様ですが、Kinderだけは半日しか授業がないので、残りの半日は自宅で過ごす、デイケアに行く、学校で延長保育のような形をとるなど様々です。

また、学校にはESL(English as Second Language)クラスが設けられています。通常のクラスでの活動が基本となるのですが、長男の場合はReadingの時間のみ、ESLクラスへ移動して英語を勉強しているようです。

もうすぐやってくる夏休みは、6月下旬から9月上旬までなんと10週間以上!
サマーキャンプという、夏休みの間子ども達が通うプログラム(スポーツ、ファーム体験、アート、プログラミング等、地域で開催しているものから、民間施設が提供するものまでたくさんあります!)が開かれていて、自分の興味のあるものに申し込みます。

サマーキャンプを通して、英語も伸びることを大いに期待しています。

アメリカの学校生活の様子もっともっと聞きたいです。

夏休みを通して子どもたちがどのように成長するのかも楽しみですね。

次回もお楽しみに!

10歳の長男くんが授業で作った大阪なおみ選手のポスター。英語を一生懸命書いている姿が伺える。