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スクビーイングリッシュ

第9回「アメリカの壮大な自然に抱かれた春休み」

こんにちは。
5月になり新緑の美しい季節になりましたが、スクビーファミリーはいかがお過ごしですか?

こんにちは!
こちらも緑が生い茂り、夏の気配を感じるようになってきました。
今回の渡米便りでは、春休みに行ってきたグランドキャニオンの様子をお伝えできればと思います!

わぁ!壮大な景色✨
グランドキャニオンは日本でも知名度が高いアメリカの国立公園ですよね。

グランドキャニオン国立公園のほか、アンテロープキャニオン、ザイオン国立公園にも足を延ばし、走行距離1100キロを超える、3州にわたるロードトリップとなりました。

ひえ~!
東京大阪間が約500キロと考えると、すごい走行距離ですね!
アメリカの国土の広さを実感できますね。

ラスベガスのあるネバダ州とユタ州とでは1時間の時差がありましたし、アリゾナ州では一部の地域のみサマータイムを導入しています。
そのため少々混乱を招くこともありました。
私と夫のスマホが別の時刻を指しているなど、何を信じていいのかわからなくなる面白い体験もできました。

日本にいるとその現象を想像するのも難しいですね。おもしろい!

写真付きでご紹介しますので、少しでも雰囲気が伝われば幸いです!

フーバーダム

コロラド川に作られた、ネバダ州とアリゾナ州の州境にある重力式アーチダム。
コロラド川の治水、豊富な電力供給に貢献しています。
このダム一つで、日本中のダムの貯水量の合計を上回るのだとか(!!)

背後にかかっている橋は、10年ほど前に日本の会社が建設したもの。
渋滞緩和に一役買ったそうです。

ルート66

かつて、シカゴ(イリノイ州)とサンタモニカ(カリフォルニア州)を結ぶ旧国道66号線が通っていた、ウィリアムズという街に寄り道。
こぢんまりとしていますが、それがまた映画のセットの中にいるかのような気分にさせてくれる、素敵な雰囲気の街でした。

グランドキャニオン国立公園

コロラド川の侵食によって、気の遠くなるような長い年月をかけて作られた峡谷。
リム(崖っぷち)から下を見ると、川の流れが浸食したとはにわかに信じがたいほど下の方に、現在の川の流れが顔を覗かせています。

この写真の左手に細~く見えるのが現在の川の流れだそうです。
浸食と隆起を繰り返した歴史の長さを感じますね~
いつか行ってみたい~♡

地層の重なりが織り成すグラデーションや、朝日や夕日に照らされてオレンジ色に見える峡谷はとても美しいものでした。

ホースシューベンド

コロラド川上流にある、川が蛇行していて、蹄鉄(horseshoe)のように見えるスポット。

アンテロープキャニオン

砂岩でできた土地が、雨や風によって浸食されてできた渓谷。
渓谷内部は狭く、波打つような形の通路になっていて、上部から差し込む光が幻想的な空間を創り出しています。
ナバホ族という先住民がガイドしてくれます。

ザイオン国立公園

東ゲートから入園し、トンネルを抜けて見たのは、車道に迫るようにそびえ立つ巨岩群。
あまりの景色に口をあんぐり…。

巨岩から流れ落ちる滝。川沿いに広がる渓谷。車道を渡る野生動物。
車道は赤茶色に舗装され、大自然の中に入り込んだかのような感覚に陥る場所でした。

滝が流れている様子は幻想的ですね~
この下の写真に写っているのは川ですね!?水量が多くて迫力ある~

ラスベガス

ラスベガスと言えばカジノですが、ギャンブルとは無縁のスクビーファミリー。
エッフェル塔や自由の女神を見たり、ピラミッド型ホテルに泊まったり、世界をギュッと縮めたクレイジーな街を楽しみました。

この地が発見されたときはオアシスだった、というのがよくわかる通り、街の周りには砂地が広がります。

雄大な自然に圧倒される~と思ったら、都市部とのギャップもすごいですね。
アメリカの大自然を肌で感じた子どもたちの様子はいかがでしたか?

一番下の次女は、グランドキャニオンで一晩泊まったときに谷底に落ちる夢を見たそうです。
柵もないところがたくさんあったので、子ども目線で見ると今にも落ちてしまいそうだったんでしょうね。

今回の旅行中、空港で印象に残る出来事がありました。

(イメージ画像)

セキュリティチェックの列に並んでいる、ある家族がいました。
どうやら搭乗する便の出発が迫っているようです。

お父さん「間に合わないから先に行かせてもらうように前の人に頼むべきだよ!」

お母さん「そんなことできないわ!」

すると、それを聞いた周りの人達が「先に行くべきよ。ここに入れてもらいなさい!」と言い出し、あっという間に列の最前へ…!

へ~!優しい連携プレーですね!
日本では順番を守ることが重んじられているので、空港スタッフが案内してくれない限りなかなか最前列に行くのは難しそう。

お父さんの発言にも思わず振り向いてしまいましたが、その家族より前に並んでいた人達も変な空気にならないし、なんて寛容なんだ!と私はビックリしました。

でも考えてみると、こういうシーンよくあるのかもとも思います。
この件は極端なケースかもしれませんが、全体的に他者に寛容であると感じます。
レジでもたついていても「ゆっくりやって~」という雰囲気を感じるし、車の運転中、急に車線変更せざるを得ない時も、快く入れてくれる。

「待つ」とか「譲る」ということにストレスを感じないというか、“あるがままに”といった雰囲気なんですかね。

そうですね。多くの人種が共に生活しているので、多様性に対する理解がある程度あって、それが他者への寛容につながっているのかもしれませんね。

なるほど~。
誰に教えられるでもなく、環境がそうさせるのかもしれませんね。

今回旅をしてみて、もしかすると、その寛容な心を形づくっているものの一つには、この壮大な大地という地理的要因もあるのかもしれないなと思ったりもしました。

どこまでもまっすぐ続く道。360度見渡す限り広がる大地。

地球という惑星の上に、点のように存在する自分を宇宙から眺めたような気がして、「細かいことなんて気にしなくていいじゃない」「もっと視野を広げて物事を見よう」という気持ちになれました。

後部座席で歌ったり、笑ったり、口を開けて寝ていたスクビーファミリーの子ども達も、何か感じてくれていたら嬉しいなと思います。

アンテロープキャニオンを歩く3人の子どもたち。

今回も素敵なお便り、本当にありがとうございました✨
アメリカの国土の大きさ、多様性を感じることができました。
次回もお楽しみに!

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